加藤悠介

かとうゆうすけ

プロフィール

豊田工業高等専門学校建築学科、助教、学術博士、一級建築士
日本建築学会福祉施設小委員会WGメンバー
日本認知症ケア学会会員

専門

認知症高齢者のための施設環境デザイン
高齢者施設の環境改善とアクションリサーチ
施設環境づくり支援プログラムの実践

連絡先

〒471-8525 豊田市栄生町2−1 豊田工業高等専門学校
FAX:0565-36-5928 電話:0565-36-5897
メール:ykato@toyota-ct.ac.jp

メッセージ

豊田高専に赴任して3年になります。大学院在籍中は、特別養護老人ホームにおいてスタッフと協働で居場所づくりを行い、その効果を検証するアクションリサーチをしていました。これからも、現場の声を聴きながら認知症高齢者の生活の質を高める環境について考えていきたいと思っています。特に東海地区で、環境づくりをしたいと思っている方はご連絡ください。一緒につくり、その効果を確かめてみませんか。

主な著書・論文

加藤悠介・今井朗・石川進・森一彦・足立啓:特別養護老人ホームの環境改修が認知症高齢者の行動に及ぼす影響日本認知症ケア学会誌,vol.6, No3,pp.486-494,2007
加藤悠介・森一彦・今井朗・山崎愛・足立啓:スタッフの行動変化からみた特別養護老人ホームにおける環境改修の有効性評価,日本建築学会地域施設計画研究,vol.24,pp.289- 298,2006
日本建築学会編(共著):認知症ケア環境事典 症状・行動への環境対応Q&A,ワールドプランニング,2009

○ケア環境づくりに関する実践

大阪府にある2つの特別養護老人ホームにおいて環境づくりに関わってきました。そこでは、環境改善計画を図面や模型で表現し、模型を動かしながらスタッフと議論し計画案をまとめました。

○ケア環境づくりに関する研修・講演の実績

名古屋市社会福祉協議会で行われたケア環境づくり研修などに協力しています。また、環境づくりに関するセミナーでは一緒に実践したスタッフとともに事例紹介を行い、環境づくりとそれを評価することの重要性について話しています。

ケア環境づくりアルバム

1/30の大きさの模型を動かしながら、環境づくりの計画案を練っていきました。模型なのでスタッフも直感的に空間や家具の大きさを把握でき、環境づくりに参加しやすくなります。

実際に環境づくりを行う際は、愛着を持てるようにするため、できるかぎりスタッフと協働で手作りするように心がけています。ここでは、みんなで壁に漆喰クリームを塗りました。

[更新日:2010/03/10]

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