山田あすか

やまだあすか

プロフィール

東京電機大学未来科学部建築学科,准教授,博士(工学)・一級建築士
日本建築学会福祉施設小委員会 委員
医療・福祉建築協会 委員

専門

高齢者の生活環境についての研究や計画

連絡先

〒101-8457 東京都千代田区神田錦町2-2 東京電機大学
Tel. & Fax. 03-5280-3689
http://blog.goo.ne.jp/yamadaasukalab

メッセージ

こどもや高齢者、障碍をもつ人々の環境の中でのふるまいの特性や、建物・空間の使われ方などの研究を行っています。またこうした研究を通して、高齢者やこども、障碍を持つ人々をサポートする環境や、過ごしやすい空間の計画・提案を行っています。

主な著書・論文

山田あすか:ひとは,なぜ,そこにいるのか -「固有の居場所」の環境行動学,青弓社,2007
日本建築学会編:認知症ケア環境事典,ワールドプランニング,2009
山田あすか:民家改修型認知症高齢者グループホームにおける空間構成と入居者の滞在場所に関する研究,日本建築学会計画系論文集 第74巻 第638号,pp.781-790,2009.04

○ケア環境づくりに関する研究や実践

特別養護老人ホームやグループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所、宅老所、生きがいデイサービス(介護予防型デイサービス)、障碍児者施設などの環境と,そこでの人々の過ごし方について研究をしています。「どんな環境だと居心地が良いか」「わかりやすいか」「ストレスが少ないか」などについて特に考えています.こうした経験を生かして,高齢者従来型の入居高齢者施設と認知症高齢者グループホームで改修・環境改善をされる際にアドバイスをさせていただいています。

○ケア環境づくりに関する研修・講演の実績

財団法人こうべ市民福祉振興協会、神戸市社会福祉協議会が主催する認知症介護実践者研修の講師として、「認知症をもつお年寄りをたすける生活環境のあり方」をテーマに出講していました。

○ケア環境の建築設計やデザインの実績

お年寄りが、元気に地域で暮らしていけるように支援したいと計画された、サロンと足湯のある高齢者のための体操教室の基本設計をしました(2006-2007)。

ケア環境づくりアルバム

高齢者を主な対象とした体操教室の一角に設けられた足湯スペース.自然の素材を生かした内装で落ち着く雰囲気を演出しています。

写真奥がサロンスペース、左が入口、右がキッチンスペースです.面積に余裕がなくとも、床の仕上げやアイストップなどで空間を広く・シックに見せられるよう計画しました。
このほか、小児病棟プレールームの設計、小規模障碍者支援拠点の計画アドバイスなどをしています。

[更新日:2010/03/10]

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