児玉桂子

こだまけいこ

プロフィール

日本社会事業大学社会福祉学部、教授、工学博士
日本建築学会福祉環境小委員会環境づくりWG
日本認知症ケア学会評議委員
ケアと環境研究会代表

専門

認知症高齢者のケア環境に関する実践的な研究、
高齢社会の住宅・施設環境全般の評価や計画
施設環境づくり支援プログラムの実践

連絡先

〒204-8555 清瀬市竹丘3-1-30日本社会事業大学
TEL 042-496-3131 FAX 042-496-3001
k.kodama@jcsw.ac.jp
http://www.kankyozukuri.com
(環境づくりに関する方法や事例が豊富に掲載)

メッセージ

日本社会事業大学に介護福祉コースが設置されたときに大学に赴任しました。それ以来、環境を変えることにより、いかに高齢者の生活やケアの質を向上させるかに取り組んできました。近年は、現場に方々と「認知症高齢者に配慮した施設環境づくり支援プログラム」や「認知症高齢者の住まいの工夫」の実践と研究に成果を上げています。ケア環境を変えたいと願う方は、どうぞご連絡下さい。詳しくは、上にある環境づくりHPをご覧下さい。

主な著書・論文

児玉桂子・足立啓・下垣光・潮谷有二:認知症高齢者が安心できるケア環境づくり-実践に役立つ環境評価と整備手法、彰国社、2009
児玉桂子編:超高齢社会の福祉居住環境-暮らしを支える住宅・施設・まちの環境整備、中央法規、2008
児玉桂子・鈴木晃・田村静子編:高齢者が自立できる住まいづくり-安心生活を支援する住宅改造と工夫、彰国社、2003

ケア環境づくりに関する実践

「認知症高齢者に配慮した施設環境づくりプログラム」を開発して、工夫レベルから、ユニット化改修などさまざまな環境づくりをケアスタッフと進めてきました。墨田区たちばなホーム、グループホームみんなの家、多摩地区の6特養ホーム、練馬区社会福祉事業団特養、マザアス東久留米などで実践しました。

ケア環境づくりに関する研修の実績

講義形式の研修やグループワークを取り入れたケア環境づくり研修を、国内各地や近年は台湾でも行っています。認知症介護研究研修センター、東京都社会福祉協議会、名古屋市社会福祉協議会、島根県介護研修センター、東京都・川崎市認知症介護実践者研修、台湾国立雲林科技大学、台湾アルツハイマー協会、高雄県政府等で研修を実施しました。

ケア環境の建築設計やデザインの実績

ケアと環境研究会の設計メンバーと従来型施設のユニット化改修に関わり、ユニット化改修円滑化プログラムなど研修面から、円滑なユニット化に寄与しました。

ケア環境づくりアルバム

島根県介護研修センターでの研修
「認知症高齢者に配慮した施設環境づくりプログラム」による2日間研修では、ケア環境の視点とスキルをしっかり身につけます。

墨田区特別養護老人ホームたちばなホームの環境づくり
介護ステーションのカウンターが、スタッフの手で緑の空間に変身。入居者にふれ合いの機会を提供し、車いすの目線にも配慮しています。

[更新日:2010/03/09]

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