わが国でも高齢者ケア環境に関する研究が多く蓄積されてきましたが、その成果は一部のひとにしか知られていません。「ケア環境づくり全国ネットワーク」は、日本建築学会や日本認知症ケア学会などで活躍するメンバーの存在をアピールして、高齢者ケアに関わる環境とケア実践の分野の連携の輪が広がることを目的にまず第一歩をスタートしました。
ケア環境づくり全国ネットワーク運営委員 児玉桂子(日本社会事業大学)
日本建築学会福祉環境小委員会主査 森一彦 (大阪市立大学)
ケア環境づくりメンバー
北海道

隼田尚彦
認知症高齢者のケア環境に関する計画・設計と研究、
高齢社会の施設・コミュニティーの調査と計画
東北

石井敏
認知症高齢者のための生活環境に関する研究
要介護高齢者のための居住施設の計画研究
北欧における高齢者福祉と施設に関する研究

厳 爽
環境心理学の視点から高齢者の生活行動特性の研究
高齢者の在宅生活を支える地域のあり方の研究
高齢者(特に認知症の方)のための住まい環境・ケア環境研究
関東
中部

加藤悠介
認知症高齢者のための施設環境デザイン
高齢者施設の環境改善とアクションリサーチ
施設環境づくり支援プログラムの実践
近畿

森一彦
認知症高齢者のケア環境デザイン
高齢者や障害者のための居住福祉環境デザイン
施設環境づくり支援プログラムの実践
九州

浜崎裕子
認知症高齢者のコミュニティケアに関する実践的研究
住民参加の建築・まちづくりに関するプロセスデザイン
施設環境づくり支援プログラムの実践